2012年05月19日

NEBRASKA STREET 紀行 #01 [go to Nebraska]

2012年2月3日  

成田空港77番ゲートを通りAA0154便にてシカゴへ。

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gate77 at Narita Intl

今回の旅は年末から続いたSTONPの西日本での撮影も一段落したのものの、一息入れる余裕もないままの渡米となった。

フライトは意外とよく寝れて眠気や時差のストレスもあまり無く十時間程のフライトを経てシカゴのオヘア国際空港へ着いた、着陸時機内では僕の大好きなSeven Seas Voyageという曲の元ネタ、A SO BI MA SHOの心地よいメロディーがゆっくりと流れていた。


Naoyuki Onda - A So Bi Ma Sho


Mic Jack Production - Seven Seas Voyage

そのメロディーはまるでこの旅の始まりを予感していたのかのよう。Seven Seas VoyageのBIG JOEとYURAのリリックスが頭の中を駆け巡る…



生まれ故郷を離れ でかい世界へ渡れ
失うものはないぜ 全力で語れ
ありったけの勇気と夢を詰め込んで 黒船よ 風になびかれし身の上

-BIG JOE-

まだ旅の途中 進み続ける 初心忘れることなく がむしゃらに進む
整った道よりも まだ見ぬ未知の道求め 意志保ち続ける 俺自身

-YURA-



身が引き締まるような思いをさせられたランディング、これからの旅への期待、そして成功を想像し胸を躍らせていたのも束の間、入国審査の時に、まるで脱獄をテーマにした映画の看守役のような態度のおっさんに容赦なく質問を浴びせ付けられとりあえずいらっとさせられる。毎度のことではあるが...

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bar at O'Hare Intl

まあでも無事入国できたってことで、空港内のBarで一息つく。Amber Bockというミズーリ州のブレンドビールとサルサチップスでとりあえず自分に乾杯。慣れてる気はしていても毎回びっくりするのがこの量、かるくおつまみを頼んだつもりがほとんど残すはめに…でもちなみにこのビールはかなりいける。

そうこうしているとミネアポリスへの乗り継ぎ便の時間が近づいてきた。そう、今回の旅の目的はSignal US teamが待つミネソタを訪れること。

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Sam&Jake

大抵の場合、空港でスムーズに仲間と再会出来ないのがトリップのプロローグとなるはずだが、かなり良いタイミングでJake Olson Elm(Signal snowboards)とカメラマンのSam Fenton(Bald E-Gal)がニヤニヤしながら「Yusaku son(さん)」と書かれたウェルカムポスターを片手に出口で待ち構えてくれていた。

初めての土地に降り立った興奮とタイミングが良過ぎる展開に思わずハグ、持っていた手荷物を置いて、今年のミネソタは雪が少ないだとか色々お互いの近況を報告。そしてその様子をSamは撮り続ける。

久しぶりに会うミネソタのファミリー、Jakeとは何度となくトリップを共にし、日本でも何回もセッションしているけどこうやってJakeとその仲間達が生まれ育った土地を訪れるのは実は初めてだった。

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Jake`s car inside

Jakeの車に乗り込みいざSignalハウスへ。空港の外の空気はかなり冷えていてまるで北海道のようだった、Jakeは続ける「悪いな優作、俺も信じられないけど今年は二月なのにアメリカ中西部には雪が全くないんだ。」たしかに、外気温は寒いが街には全く雪が無い…どうやら年明けにどかっと降ってから一ヶ月ほどミネソタでは雪が降ってないようだった。

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ミネアポリス国際空港からそれほど離れていないSignalハウスはとてもメローな住みやすい場所にあった。家の住人はJake Olson Elm,Cody Beiersdorf,Danimals,Brandon Larson,Sam Fenton(filmer),そして僕。
それほどゲットーな地区ではないし、ミネアポリスやセントポールといった街にもかなりアクセスしやすい。(めっちゃがんばったらスケートでもいける距離)家の近くの交差点の角にはイカした恰幅のよい親父がやってるBarや少し歩けば実はミネアポリスでも何気に有名なローカルBBQ屋さんもある。ちなみにこのBBQ屋さんのシュレッドポークBBQサンドがめちゃくちゃうまい。

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me&my room image from the instagram @jakeoe

そんなSignalハウスには僕専用の部屋も用意されていた。住人達と久しぶりに再会し、自分の部屋に案内されて自分専用のソファーベッドに腰を下ろす。Jakeが長旅お疲れ様と言ってPBR(アメリカでよく飲まれているビールブランド)を差し出してくれる。

トラブルも無くミネソタへ辿り着けて、しかも暖かい家と布団、うまいBBQサンド、そしてJakeにさっきもらったPBR。もうなにも言う事がない位最高の気分だった。しかし次の瞬間気分はどん底になる。

バックパックが無い。

これにはさすがに焦った、中にはパスポートや現金、各種証明書、クレジットカードはもちろんPCやハードドライブ、カメラ。まあなんせ絶対必要な物全てが入っていた。まさかただでさえ巨大なバックパックなんか絶対落とす事や忘れる事なんかないし、絶対背負っているから紛失、盗難なんかされるはずがないと信じ切っていた。

でも車にも、もちろん家にも無い。だんだんと悪いイメージが頭の中を支配してきてかなり気分は最悪になってきた。

「空港や」

ここしかないと思った。なぜなら。

写真(1).JPG

完全なる置き忘れだった、まさか、自分が…とにかく速攻で空港へ向かいながら電話して落とし物を確認した。しかしそれらしき物はないらしい。

いくら空港でもさすがに無いか…マジで終わった。と思いながら最後の望みで空港のインフォメーションのおばちゃんに駆け寄った。相当焦った顔だったのか一瞬びっくりされたが、すぐに笑顔に変わって「これでしょ?」と言わんばかりに僕のクソ重たいバックパックがカウンターから姿を現した。この時ばかりは空港のおばちゃんが仏に見えた。問い合わせた時には確認出来ていなかったらしい。しかも中身も全て無事、奇跡。

Jakeとハイファイブし、どん底から最高へ舞い戻ったのだ。

スクリーンショット 2012-05-19 11.10.22.jpg
Shotgun image from Tuesday in the Hütte 19

家へ戻るとみんなでショットガン(ビールの一気飲み)をかまし。そのまま近所のBarで飲んで、タクシーでセントポールまで行きまたBarを二件ほどハシゴした。

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なんどでも言うが気分は最高なのである。

明日から始まる撮影が楽しみだと、みんなに伝えると。え?雪無いから撮影とか無理よ。という返答と共に、明日の朝からネブラスカ州へトリップ行くけど優作も行くか?JakeはVGの撮影で明後日からヘルシンキ行くから行けないけど...

午前2時30分、いきなりアメリカ合衆国の中のどこだかも分からないネブラスカ行きが決定した。

午前7時、いきなり知らないアメリカ人二人が部屋に入って来た。

RIMG0182.jpg
preparing for trip

気がつくと荷物まみれのぎゅうぎゅう詰めのサバーバンに乗せられネブラスカ州へ向けて片道10時間程のドライブがはじまっていた…

RIMG0208.jpg
Cody Beiersdorf on the way

つづく


posted by Yusaku Horii at 15:18| Comment(0) | TrackBack(0) | NEBRASKA STREET 紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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